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天之四霊(てんのしれい)

投稿日:2019.09.26

天之四霊(てんのしれい)は、中国の伝説上の四神のこと。

四神は青龍・朱雀・白虎・玄武。

四霊は応龍・鳳凰・麒麟・霊亀。

東西南北の四方を守る神(守護神)。

これらは同一視されることがある。

 

天之四霊 青 龍(せいりゅう): 

 

東方を守護する。長い舌を出した龍。姿は鹿の角、馬の首、蛇の尾、魚の鱗を持つ龍で青い色をしている。五行説では木に対応し、東方を守護し、春の季節を司るとされる。臓器では肝臓、食物では酸っぱいもの、環境では川、人生では青春の対応する。

 

天之四霊 白虎(びゃっこ):

 

西方を守護する。細長い体をした白い虎の形をしている。

数百の哺乳類の王とされる。

中華圏では百獣の王はライオンではなく虎とされ、さらに白い虎はその中でも五百年を生きて霊力を得た誉れ高き獣の王とされていた。

相対する方向には青龍がおり、ちょうど龍虎が相対する形となっている。

 

天之四霊 朱雀(すざく):

 

南方を守護する。翼を広げた鳳凰のような鳥形で表される。五行説では火に対応し、南方を守護し、夏の季節を司る。臓器では心臓、食物では苦いもの、環境では開けた土地、人生では壮年期に対応する。

 

天之四霊 玄武(げんぶ):

 

北方を守護する水神。脚の長い亀で、甲羅に蛇が巻き付いている。

古代中国においては、亀は「長寿と不死」の象徴。蛇は「生殖と繁殖」の象徴。

相対する方角には朱雀がおり、これが「鶴亀」の由来とも言われている。

この玄武こそが四神最強最古であり、最上位として信仰された。

 

中国神話 鳳 凰(ほうおう):

 

中国神話の伝説の霊鳥。鳳は雄鳥、凰は雌鳥を表しており、360種の羽を持つ動物の長。雌雄一体であることから平安をもたらすと言われた。梧桐(あおぎり)という木にのみに巣を作り、60-120年に一度だけ実を結ぶという竹の実と甘露のみを食物とした。鳳凰とフェニックスは同じと言われますが、鳳凰は中国起源でフェニックスはエジプト起源です。フェニックスは、寿命が来ると自ら火の中に飛び込みますが蘇り、そこで「不死鳥」「火の鳥」とも称されている。

頭は鶏、顎は燕、頸は蛇、背は亀、尾は魚。色は黒・白・赤・青・黄の五色で、高さは6尺。

徳の高い君子が天子の位につくと出現するというめでたい禽鳥(きんちょう)と考えられた。

人の性格を見定め、栄誉ある人々や親切な人々を祝福する。また、鳳凰が降り立つ地には大切なものがあるという伝説や、天女に変身する力があるともいわれている。

鳳凰は羽根を逆立てることはなく、控えめに行動し慈悲に満ちた智慧を備えるため、困難な時期には姿を表さず、平和をもたらすために再び現れます。

中国神話 麒 麟:

中国神話に現れる伝説上の霊獣。頭長まで6m。1000年生きる。

獣類の長とされ、顔は龍、牛の尾と馬の蹄を持ち、額に肉の鞘で覆われたツノを1本生やしている。背毛は五色、毛は黄く、体には鱗がある。

徳の高い生き物で、生きた草を食べず、枯れた草だけを口にし、歩くときは生きた虫を踏まず、歩いた跡は円になり、道を曲がる時は正確な直角になり、鳴き声は音楽の音階に一致し、凶を払い吉を招くと言われる。普段の性格は非常に穏やかで優しく。足元の虫や植物を踏むことさえ恐れるほど殺生を嫌う。平和を愛する一方で必要に迫られれば戦うこともいとわず、その際は鳴き声が焔(ほむら)となって蹄とツノで果敢に攻撃をしかける。

 

 
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