左久作氏(江戸鍛冶)の小刀
投稿日:2016.02.16
左久作(池上喬庸)氏の切出し小刀
左久作二代目(池上喬庸)氏は、すでに亡くなられており、現在は三代目が跡をついでいます。
三代目に確認していただいたところ、製作は二代目で研ぎは三代目が行ったとのこと。
そして地金は三原鉄だそうです。
刃 長:51mm
全体長:188mm
最大幅:23mm
最小幅:20mm
肉 厚:3.8~4mm
重 量:102g
もうあきらめていた時にもう1本との出会いがありました。
それが下の写真のものです。
通常の切出しとは少し形状が違っています。
正確な名称は「ちりだまり小刀」とのことでした。
刀のハバキにホコリやゴミがたまった時に、これで掻き出すそうです。
刃の先端の部分が少し丸くなっています。
めずらしいので手元においてあります。
これも年代を経ていますが未使用の新品です。
これも二代目が製作し、三代目が研いだものと言われました。
地金は出雲鉄だそうです。
刃物屋さんが言うには、この方の作品はすでに貴重で価値があるとのことでした。
刃 長 42mm
全体長:176mm 最大幅:23mm
肉 厚:4~5mm
重 量:120g
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