肥後の守
投稿日:2012.11.17
なにげなく検索していたらなつかしい形のナイフが現われました。
私が小学校の頃には文房具屋さんにはたくさん並んでおり、ナイフといえばこの「肥後の守」でした。みんなえんぴつを削るのはこのナイフでした。子供でも買えたのですから、今から思えば安かったんでしょう。
年配の方はほとんどの方が知っていますが、最近の若者はこのナイフをほとんど知りません。参考までにみんなに見せてあげようと入手しました。当時使っていた安価なタイプと違い、最高級品の多層鋼のものです。鋼が何層にもなっており、とてもキレイです。手に取ってみると昔と同じ感覚がよみがえり、いろいろな想い出が思いだされます。
護身術で鉄扇の相手は包丁かナイフであろうと思い、今後もいろいろな形のものを用意していくつもりです。
最近まで知らなかったのですが、「肥後の守」の銘のナイフを作っているには、今では兵庫県三木市にある「永尾駒製作所」さんだけだそうです。
四代目永尾元佑さんの心がこもった作品です。