名古屋の扇子職人によるこだわりの鉄扇(てっせん)・扇子

鉄扇の開閉の仕方

扇八郎の鉄扇の開き方

 

普通の扇子は親骨が竹で出来ているので、親骨自体に弾力があり扇子を横にスライドさせると簡単に開くことができます。

しかし、親骨が金属で作られている鉄扇は竹のように弾力がないので、スムーズには開きません。

親骨が比較的薄めの鉄扇はそのまま開閉ができますが、扇八郎の鉄扇は、ステンレスで作られている鉄扇です。

その上、護身用として特に厚いステンレスの材料を使用していますので、そのままスライドさせてもうまく開閉できません。

鉄扇の握り部分にある要(かなめ)という部分の調節をしてから開閉作業を行います。

無理に開こうとすると鉄扇の扇子部分がこすれて破損することがあります。

末永く鉄扇を使っていただくには下記のような開き方をして下さい。

 

鉄扇の開き方

① まず始めに、鉄扇の扇子の握り部分の下方にある要(かなめ)を左に回して緩めます。

② 鉄扇の扇子紙の上部(天と呼びます)がゆるんで少し開いたことを確認してから、両側の親骨を左右の指で持ち、少し左右に開いて扇子紙をゆっくり少しずつ開きます。(あせらずにゆっくりと)

その時、扇子紙がスムーズに開いたらそのまま全開まで開きます。

少しひっかかるようでしたら、要をもう少し緩めてから開いていってください。

ひっかかりがある状態で無理に開きますと扇子の紙が破れることがありますので、注意してください。

③ 開き終わったら、要(かなめ)を右に回して締めます。 使用可能です。

 

鉄扇の閉じ方
閉じる時には、開けた時の方法と逆の要領で閉じていきます。

① 要を左に回して緩めます。

② 上部に少し隙間ができたことを確認してからゆっくりと少しずつ閉じていきます。

最後の2節くらいになったら、鉄扇の親骨を少し左右に開き、ゆっくりと最後まで閉じます。この時も少しひっかかりを感じましたら、無理をしないで要をもう少し緩めてから閉じてください。

③ 閉じ終わったら、要を右に回してを締めます。

鉄扇の開閉に慣れるまではめんどうに感じますが、何回も開け閉めしているうちに要領を得ますので、簡単に鉄扇の開閉が出来るようになります。

 

鉄扇の扇子部分は消耗品として考えます。

紙の部分や竹で出来ている中骨が破損した場合には交換が可能です。

扇八郎の鉄扇は自分で交換が可能ですので、扇子紙の色を指定していただければ送付いたします。


 
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