名古屋の扇子職人によるこだわりの鉄扇(てっせん)・扇子

手慣らし型鉄扇

鉄扇には普通の扇子のように両側に2本の親骨があり、親骨の間には扇子紙の部分が付いていて開閉出来るものと、親骨が1本だけで開閉のできないもの、の2種類があります。

ブラスト仕上げこの1本の親骨で作られている鉄扇が手慣らし型鉄扇といいます。

形はほぼ同じように作られますが、サイズ、幅、厚み、重量などは様々になります。

扇八郎でも手慣らし型鉄扇を作ることになり、どのようなものに落ち着けるかを検討して現在の形のものになりました。

右写真の一番下は最初にひな形として作った形です。5mmのステンレス板を2枚張り合わせて10mmの厚さにして基本型にしました。

現在製作しているのは下記の30mm型と35mm型の2種類の基本型で、それぞれ3つの親骨厚があります。

ヘアライン仕上げ


天の幅が30mmのタイプ

① 長   さ:一尺

② 天 の 幅:30mm

③ 親骨の厚さ:10mm ・12mm ・15mm

④ 重   量:500g ・625g ・720g

上:ブラスト 下:ヘアライン⑤ 研磨種類 :ブラスト OR ヘアライン

 

天の幅が35mmのタイプ

① 長   さ:一尺

② 天 の 幅:35mm

③ 親骨の厚さ:10mm・12mm・15mm

上:ブラスト 下:ヘアライン

④ 重   量:560g・670g・840g

⑤ 研磨種類 :ブラスト OR  ヘアライン

 

扇八郎の手慣らし型鉄扇には何の装飾もほどこしていません。

たとえば、握りの部分ですが、他社のものはこの部分に紐を巻いたり、皮で覆ったりしています。

開発当初の試作モデル

これは見た目がいいから、とか、手がすべらないようにするため、とか、不可価値を付けるため、とか、いろいろ考えて出されているようですが、扇八郎のものは、そのままです。

当初は使い手のことを考えていろいろなタイプを作ってみましたが、使う人からは様々な要望が出て、収拾がつかなくなってしまいました。

鉄扇である以上、防御と攻撃の2つの要素を備えていなければなりません。

重量が800gある鉄扇は木刀の攻撃にも十分耐えられます。

反撃するのにも十分な威力があります。

攻撃をするときに最後の切り札となるもの。

それは鉄扇の長さを変えられること。

扇八郎の鉄扇は、握り部に何も加工してありませんので、手の中で鉄扇を上下させることができます。

そして、握り部に開けてある穴に紐やチェーンをつけていれば、相手に投げることもできるのです。

扇八郎では鉄扇を護身用として作成しています。

取り扱いには十分注意して所持してください。

 

お使いになる人が思い思いに好きなようにして楽しんでください。

 

 

 

 

 

 


 
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